薄いコーヒー

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自動車の1年点検を受けに、トヨタに行ってきた。
車を預け、しばらく待つ。その時にコーヒーを出してくれた。

トヨタトヨペット)のコーヒーはなかなか美味しい。以前飲んだ時に、ちょっと驚いた。だから今日も淡い期待を持って、カップを受け取った。

おそろしく変な味のコーヒーだった。
まず濃度。カップの底部が透けて見えるくらいの薄さ。関東のかけうどんの汁より薄い。薄めのコーヒーは好きだし、家族の好みで我が家ではずいぶん薄く作るけれど、それにしても常識外れだと思う。
それから酸味が強い。個性の強い銘柄をブレンドせずに使いました、という感じの酸味ではなくて、輸入物の安いインスタントコーヒーを思わせる味わいだった。
あるいは本当に、輸入物の安いインスタントコーヒーを使っていたのかもしれない。それもコーヒーとしてはぎりぎりの濃度を追求して。
トヨタならやりかねない、と思う。何しろ車が売れない時代なのだ。コーヒーからはじまるコストダウンがあってもおかしくない。

しかしやはり、無料のサービスとはいえ、コーヒーには一定のラインが必要ではないだろうか。高くても安くても、たいていのコーヒーは美味しく飲めてしまう僕でも、今日のあれは何かの間違いだと思っている。
カイゼンを望むが、もちろん自動車販売店にはコーヒーについて客から改善提案書を受け付けるような制度は無い。困ったことである。

僕が新車を買わないのがまずかったのだろうか。今日もパンフレットを渡された。
とはいえ、プリウスは9年目にして絶好調なのだ。買い換える理由が無い。外見は傷だらけだが、今のところほとんど不自由していない。カーナビは古いけれども、いざとなればスマートフォンがナビをしてくれる。
車は昔に比べて長持ちするようになったと思う。新車に乗り換えれば静粛性や乗り心地の差に驚くのかもしれない。でもプリウスで十分。たぶん来年も再来年も買い換えない。トヨタのマスモトさん(営業担当)には悪いけれど。

 

 

 梨木香歩氏の新刊。まだ買っていない。どんな話なのだろう。

海うそ

海うそ

 

 

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