簿記とデジタルと手書き

 

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何の因果か、再び簿記に取り組むこととなった。
簿記は苦手。
お金の計算自体に苦手意識があるうえに、「理屈を考える前に覚えてしまいましょう」という事柄が多すぎるように感じるし、実際に暗記する項目も多い。おそらく「考え方」が身についてしまえば問題無く勉強を進められそうな予感はするけれど、そこに至るまでに1回挫折している。

とはいえ、今回は日商簿記検定を取るわけではない。デジタル技術で会計をするにあたり、簿記の基礎知識が必要とされている、そのための勉強。

というわけで、今日は授業の一環として、「青色申告会」の偉い人のお話を聞くことになった。
講義内容はとても明快。最初から最後まで一環して「帳簿は手で書くこと」という主張だけを語る。
「いつになったら電子会計の話題になるのかな。そろそろストーリーの大転換が発生して、電子会計に繋がるオチが来るのだろうか」と待ち構えていたのだが、とにかく「コンピュータに会計を任せても良いことなんか1つも無い」と言い切る。
そして「みなさんも是非、青色申告会に入って(手書きの)帳簿と申請書類を身につけて下さいね」という呼びかけで話は終わってしまった。

おそらくはパソコンと会計アプリケーションが苦手な人なのだろう、ということは伝わってくる。
別にそれはかまわないのだけれど、「質疑応答の時間」と、講義の後に書く「お礼状&感想文」が困ってしまった。
困っていても時間は進むから、「まあいいや、二度と会う人じゃないし」と開き直ることにした。「なるほど先人達の苦労が現在の素晴らしい帳票管理技術に繋がっているのですね。その志を受け継ぎ、僕達は便利な会計アプリを駆使していきます」という感想文を書いて提出した。

失礼かもしれないが、そもそも電子会計の講義に「帳簿付けは手書きに限る」という老人を呼ぶのが間違っているのだ。主催側のアンケートには、その点を書き添えておいた(主催者もかなり戸惑っていたようだが)。

 

簿記とは関係無いと思うのだが、先ほどからヘルペス風の何かが唇に発生している。ヘルペスといえば心身の疲れなので、治療の一環としてドーナツを食べる。今日は近所のパン屋で売り出し中の「クロワッサンドーナツ」。普通に食べると甘くてくどい味だが、シナモンをふりかけるとなかなか美味しい。