オーストリアンケーキ工房

本当はトンカツを食べるつもりだった。
友人と会食の約束をしていて、今日はずっとそれを楽しみに、それだけを楽しみにしていた。
その友人がインフルエンザに罹患した。友人は既にタミフルリレンザを飲んで、もう後は回復するだけ。僕は1人でトンカツを食べに行っても良かったのだが、それもつまらないので、今日は『オーストリアケーキ工房』に行く。

 

オーストリアンケーキ工房』は、隣の田舎町にある持ち帰り専門の焼菓子店。
Google Mapsにも載ってはいるけれど、衛星画像は大きな農家みたいで、実際に行ってみても不安になるくらいに普通の大きな農家なので、わりと入るのに勇気が要る。僕も場所だけは知っていた。ケーキ好きの人達から「静岡県中部でオーストリアの焼菓子を買えるのは『オーストリアンケーキ工房』だけ。ぜひ行きなさい」とも言われていた。でも普段の通り道とは離れているし、なにしろ小さな看板だけの店舗(見た目は農家)なので、今まで買った事は無かった。

今日は初めて行ってはみたものの、その立派な農家の入り口でうろうろして入る事ができなかった(というか入るべき建物がわからなかった)。
そのうち店主らしき女性が出てきて声をかけてくれて、工房件店舗をまで招いてくれた。

そしてオーブンの中のアップルパイや、包装されたクグロフ(レモン、スパイスとココア、芥子の実、ナッツ、その他いろいろ7種類くらいある)を解説してくれる。合間に、おすすめの食べ方なども教えてくれる。
「なるほどオーストリア人というのはハキハキとして親切なのだな、日本語が上手だし、顔立ちも日本人っぽいな」と思って聞いていたのだが、たぶん壁の調理師免許からすると、この人は日本人。たぶんオーストリアに何かしら縁がある人なのだろう。

今日はクグロフを3種と、アップルパイを一切れ購入した。価格はずいぶん安いと思う。

 

http://instagram.com/p/krC6EQGMay/

 そして今、アップルパイを食べ終えたところ。

棒状のパイに、たくさんのリンゴと、レーズンと少しのパン粉(バター等でソテーしてある)などが詰められている。
温めたところ、部屋中にシナモンの香りが広がった。ここまでシナモンの風味がしっかりしたアップルパイも珍しい。どっしりした食感と量感だが、リンゴの酸味が爽やかな味わいで、これは店主が勧めていたようにバニラアイスを添えると一層映えるような気がする。今日はアイスまでは用意できなかった。
オーストリアの味なのか、日本向けにアレンジされたものなのかはよくわからないけれど、美味しかったことは確かだ。僕は何処の店のアップルパイも美味しいと言っている気がするが、この店のそれは間違いなく美味しい。アップルパイ愛好者なら喜ぶ味、だと思う。

というわけで、クグロフも期待できる。明日以降の楽しみ。
もはやトンカツの事はどうでも良くなった。
今日はオーストリア風アップルパイの日。それだけで満足。

 

オーストリアンケーキ工房
年中無休
9:00〜20:00くらいまで
090-1629-3004

 

 

 

そういえば、ヴィンランド・サガの最新刊を買った。これも明日以降の楽しみ。

ヴィンランド・サガ(14)<完> (アフタヌーンKC)