ペンタブレットと黄金まんじゅう

 昼休みに外をぶらぶら歩いていたら、ペンタブレットのペンを拾った。詳しくはないけれど、たぶん買った時についてくるものとは違う、安くはない品。金属製で、適度な重さがある。一緒に替芯5本も転がっていた。
近所に交番があったので、しばし考えた後に、届ける事にした。

交番には、年配の警察官がいた。
拾った場所などを説明したのだが、ちょっと不機嫌そう。
「にいさん、書けもしないペンを拾得物として記録するほど暇じゃないんだよ。そりゃ仕事だからやるけどね。そもそもあなた平日の昼間に何をやってるの?」みたいな事を、もう少し穏当な表現で言われてしまった。
しまったなあ、と思う。こんな思いをするのなら、ペンは放置しておけば良かったとも考えた。でも仕方がないから「これは紙には書けないかもしれないが、ガラクタでは無い」という意味の(わりと丁寧な)説明をする。老警官は「はあ、そんなものかね」みたいな態度で、あまり興味が無いようだった。

困っていたら、奥の方から若い警官がやってきて、助け舟を出してくれた。スマートフォンでぱぱっと検索して「窪山さん(仮名)、これ高い品ですよ」と、窪山巡査長(仮名)に解説をしてくれる。彼の説明によって、とりあえず拾得物として預かってもらえることになった。外の掲示板にも張り紙をしてくれるらしい。
窪山巡査長(仮)に「にいさん、そういう事なら早く言ってよ」と、肩をつつかれて笑われてしまった。若いほうの警官も笑っている。なので僕も、いちおう笑う。とりあえず円満解決。正直なところ円満とは言い難いのだが(特に手続きの前半)まあ仕方がない。

というわけで、静岡県中部にてペンタブレットのペンを落とした人は、警察に行って下さい。今なら戻ってきます。

 

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今日のおやつは、「黄金まんじゅう」の、玉子ソーセージ。要は大判焼き、あるいは今川焼きなのだが、ちょっと餡の部分が変わっている。小豆餡の代わりに、ヨーグルトとかポテトサラダとかチーズが選べる。今の時期は、エビチリなんて品もある。
玉子ソーセージは、みじん切りのソーセージと、茹で玉子と、少しのマヨネーズが入っていた。
とても美味しいが、次に選ぶなら別の味にする。なにしろ種類が多いので、他の味を試してみたくなる店なのだ。

 

 

 

今日はこの本を買った。中国人と結婚したオタク男性が描くエッセイまんが。普段はエッセイまんがは買わないのだが、このシリーズはとても面白い。

中国嫁日記(三)



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