夏のはじめに無印良品で購入したスニーカーが薄汚れてきた。
青のボーダー柄という夏専用の靴。コットンキャンバス地と白いゴムを使った、コンバースのALL STARやONE STARと同じつくりをしている。
靴箱にしまう前に綺麗にしておきたい。
布部分は特に汚れていない。防水スプレーが効いたのか。
つま先部分と靴底側面の白いゴムが汚い。アスファルトか他のゴムか、何か擦れたように黒く付いている。真っ白なゴムなので目立つ。
ゴムの掃除には消しゴム、と考えたが、あまり上手くいった記憶が無いから止めた。
研磨剤としてベーキングパウダーか重曹を使えば取れるだろうが、少し面倒。楽に数分で作業を完了させたい。
とりあえず手近にあった「メラミンスポンジ」を使ってみる。困った時はメラミンスポンジが良いという経験則。
軽くこするだけで、新品の白さが戻った。
ただし、ローレット模様やシボ加工で凸凹がある場所の窪みは掃除できない。そして凸凹のせいで、スポンジは急速に摩耗する。
それでも3分もかからずに、満足いく仕上がりとなった。
少し試してみたが、大昔に購入したコンバースの、経年劣化して黄ばんだゴムも真っ白に戻る。表面を薄く削っているのだと思う。
使い始めの、全てぴかぴかの真っ白の時よりも、こうして手入れをした後の真っ白のほうが好きだ。
買ってすぐのものは、なんだか馴染まない。
とりあえず、キャンバス・スニーカーのゴム部分、特に目立つつま先の汚れに対しては、メラミンスポンジが便利と判明した。
1年前の秋に、読み終えた北欧雑貨の本を友人に譲った。
その人はすっかり北欧にはまり、ついにこの夏に2週間のフィンランド旅行を決行した。素晴らしいフットワークである。
しかし北欧好きに関しては僕のほうが先輩であり、つまりは少し嫉妬している。
「フィンランド素敵だった！最高。古い北欧も知りたいな」と言うので、漫画「ヴィンランド・サガ」を全巻譲ってみた。
お土産のジンジャークッキーはとても美味しい。缶詰とマグカップと布もいただいてしまった。
