再会、三角自転車。

 
先日、静岡市の放置自転車を管轄している部署から手紙が来た。
僕の自転車が放置自転車置き場に保管してあるという。
この自転車、昨年の8月に盗難にあって、行方不明になっていたもの。探しても見つからず、諦めて新しい自転車(同じSTRIDAの新型)を買っていた。
というわけで、仕事の帰りに受け取りに行った。



盗難車の場合、手数料(懲罰の意味合いもあるのだろう)が無料になる。
自分は夏に盗まれたこと、そして行った警察署を伝える。
その警察署に問い合わせたところ、僕の自転車は盗難車とはいえないとの事だった。
確かに8月28日に僕が警察署に出向き、自転車盗難に遭ったことを“相談”したと日誌には残っている。その時に、自転車の写真と防犯登録番号なども聞いた。
しかし、盗難届は出していない。
だから盗まれたとはいえず、盗難車ではない。そういう事だった。
確かに盗難届は出さなかった気もする。
「自転車はすぐに見つかるから、その辺を探してみては」とか「放置自転車として移動させられただけかも」と言われたのは覚えている。
ともかく、警察が「盗難車ではない」と言っているので、手数料(2000円)を払うしかない。
放置自転車置き場の職員も「何しろお役所なもので、例外は認められない」と言う。
そして自転車を取り戻した。



8月に行方不明になり、放置自転車として回収されたのが今年の1月。
それまで何処にあったのか、鉄製部品は全体に錆びている。
折り畳み機構のパーツも赤錆が出ていて、そのせいで畳めなかった。
そして、サドルバッグ(サドルの下に付けた小物いれ)と、ライトとベルと予備のチェーン錠が無くなっている。
安物のチェーン錠を使っていたが、それも無い。切られてしまったのかもしれない。
それにしても、ベルなんて盗んで、犯人はどうするつもりなのだろう。




帰宅して、とりあえず可動部の錆びたところに油を注した。後は週末に何とかする。
折り畳み機構は、注油したら動くようになった。
タイヤに空気を入れれば、きちんと走るだろう。
しかし新しいモデルを買ってしまったことだし、どうしたものだろう。予備部品として、あるいは災害時の備えとして、倉庫にしまっておこうか。







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