アボカドの鉢植え

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秋のはじめに、庭でアボカドの苗が発見された。発見というか、僕が食べ終えた後の種を埋めていたのを忘れていて、気がついたらアボカドらしき数十センチの若木が育っていたのだ。
温暖な土地とはいえ、真冬の夜には氷点下になる。まだ苗木では越冬できないと考え、父に植木鉢への移植を依頼していた。

概ね部屋の片付けが完了したから、今日ようやく部屋に入れることに。そこで気がついたのだけれど、まず鉢のデザインが良くない。テラコッタ風の赤茶色のプラスチック製で、籠盛りのフルーツと「BEAUTY FRUIT」という浮き彫りがされている。こういうものを、あまり自室には置きたくない。
というわけで、ホームセンターを巡り、できるだけ変な浮き彫りの無い、安価で無難な品を探した。わりと大きなサイズなため、なかなか条件に当てはまるものが見つからない。
結局、市内のホームセンターで「エコ鉢」というものを買った。これは古紙を固めた植木鉢で、とても軽い。不要になったら燃やすことも埋めることもできる。アメリカから古紙製の植木鉢を輸入することが果たしてエコロジカルなのかは疑問だが、ともあれ目的は達成できた。地味だが特徴的なテクスチャも気に入った。
苗の数に合わせ3つ購入。

上西産業 エースウエア エコ鉢 深型 S99RD

そして植え替えをする。ここでもう一つの問題が表出する。
表面の土はともかく、中のほうの土が臭い。父に聞いたところ、家庭菜園をやっている近所の人の「特製の土」を使ったとのこと。
家の周囲には、土地を借りて野菜を作る趣味の人達が少なからず居て、彼らはそれぞれの信じる理屈に従い、微生物や堆肥や木酢液といったものを配合したオリジナルの園芸資材を創りだしている。そういうものが、それなりに庭の広い(しかし整備されていない)我が家に届けられるのだ。

もとより部屋に置くことは決まっていたのだから、市販の「花と観葉植物の土」といったものを使って欲しかった。わざわざ僕の部屋で、知らないおじさんの作った農業理論を試したくはないし、それが臭ければなおさらだ。

でもまあ、この臭いはたぶん、数日で薄れる。そういう予想を作業中に確信した。
そして、植え替える前のように表土を別の(穏当な)土で覆ってしまえば、ほぼ問題解決すると思う。しかしその作業は明日以降になる。今日はかわいそうだが、ベランダに置いておく。本当は全面的に土を入れ替えたいが「アボカドは植え替えを嫌う」と本に書かれていたから、表面を赤玉土か何かで覆うだけに留める。
本には「アボカドには肥料分の多い土は禁物です。葉が茂りすぎて収拾がつかなくなるでしょう」とも書かれていた。なんとなく、この臭い「特製培養土」は、肥料分が多いのではないかと心配している。

 

 

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今日は朝早くに家を出て、9時過ぎにパン屋のイートインスペースで朝食を済ませた。ちょっと変わったアンパンがあったから買ってみた。普通に美味しい。アンパンマンを象ったパンは「チョコパンボーイ」と名付けられていた。




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