浜松市美術館『Animals』展。

ふと思い立って、浜松市に行く。
目的は浜松市美術館で開催中の『Animals』展だが、せっかくなので他のところも寄る。

浜松市の喫茶店「飛行場」に到着。 いわゆる「最後の有人戦闘機」だと思う。
623 ノズルと尾翼。
戦闘機だろうか。 これもスクラップ。
練習機、だと思う。 エンジン。
射出座席。 浜松市の喫茶店「飛行場」。戦闘機(?)の下。
浜松市の喫茶店「飛行場」のスクラップ。 浜松市の喫茶店「飛行場」の裏手。

 

出発時刻が遅かったため、浜松市郊外の喫茶店『飛行場』で昼食を食べる。
飛行機マニアの店主が、店のスペースを飛行機のスクラップで埋め尽くした変わったお店。話には聞いていたが、はじめて行った。
マニア向けの気難しい店ではない。メニューの項目と量が多い、垢抜けないけれどリラックスできる普通の喫茶店。お客さんも、外回りの営業マンや地元の老人達といった普通の雰囲気。休日には飛行機好きが集まるのかもしれない。




餃子たまごカレー。
ランチには飲み物が無料になる。
今日は黒板に書かれていた「玉子と餃子入りカレー」にしてみた。
カレーに餃子が入っても、良くも悪くも「餃子とカレーの味」であり、特別なケミストリーは発生していないようだった。目玉焼きだって同じような感じで、つまりは普通の美味しいカレーだった。

店を見た瞬間から「デイリーポータルZに出てきそう」と思っていた。
検索してみたところ、やはり記事は存在した。

@nifty:デイリーポータルZ:自衛隊機で武装した喫茶店を発見!?


喫茶店「飛行場」のコーンは、飛行機の部品。
以前、軍用飛行機は高価だが、スクラップとしては価値が低いと聞いたことがある。金属の量のわりにかさばるし、構造は複雑でリサイクルが難しい。だから買おうと思えば一般人でも買えるのだが(鉄道車両より遥かに安い)、置く場所と維持費がかかる。
でもこういう「夢をかたちにした」店は珍しい。
しかし駐車場のカラーコーン代わりにも飛行機部品が置かれていて、やり過ぎ感がなかなか良い感じだった。ジュラルミンむき出し、リベットがたくさんの機械が好きな人なら、大喜びの店だと思う。

 

 






午後から浜松市美術館の『Animals』展を観る。
イラストレーターが立体を手がけたような、面白い作品が盛りだくさん。見応えがあって、思わず2周した。写真を撮っていいい作品や部屋があるのもありがたい。

トナカイ。 ワニ。
ワニを前から。 ワニ。ちびっ子が泣いていた。
兎。 ワニを後ろから。
ツキノワグマ。 クマの部屋。
パンダ。トナカイ後ろ姿。

 美術館のあとは、自転車と徒歩で浜松城公園を散策した。
タイワンリスを2匹みかけた。


そのまま街に行く。浜松市の中心街は寂れている。
古くて「味のある」ビルディングに、若い人達がセンスを活かしてお店を出している。でももちろん、空き部屋やお年寄り向けのお店のほうが多い。
今日は曜日が悪かったのか、その「若い人向け」の店も、閉まっているところが多かった。



星乃珈琲店の「バニラスフレ」。メレンゲ+カスタードプリンといった味わい。

おやつ兼休憩に、駅ビルの隅にある「星乃珈琲店」に行く。
いつもはホットケーキ(2段)にするけれど、お腹が空いていなかったため、今日は「バニラスフレ」にしてみた。
バニラスフレは、カスタードクリームにメレンゲを加えて焼き上げたようなもの。甘くてふわっとした大きなカスタードプリンみたいな感じ。甘いものが苦手な人は、ちょっと持て余しそう。僕は十分に楽しめたが、やはり「星乃珈琲店」ではホットケーキ(2段)がいちばん良い選択だと思った。




今日の平均燃費は「27.7km/L」と、かなり良い。
これは浜松市へのアクセスが、実家から数分でバイパスに乗り、そのまま浜松市内でも市街地にほとんど行かずに済んだからだと思う。エアコンもヒーターもいらない。


帰宅までの間に、スマートフォンで「音声を使用した文字入力アプリ」で思いつきをメモしていったところ、自宅に到着してから物欲が全開になり、色々とAmazonなどで買ってしまった。
ぼんやりとした思いを記録するのも善し悪しだ、という教訓を得た。


 

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