炊飯器と胃腸科と

半年ほど前から、炊飯器の調子がおかしい。
といっても、炊きあがりにフタのロックが外れるだけで、食味や機能にそれほどの不都合は無い。蒸気が漏れるだけ。
しかし長く使っているせいか、液晶画面やプラスチック部品は変色しているし、釜のコーティングも剥がれ気味になっている。
分解してみたら、ロック機構の一部が折れていた。自分では治せない。
古い製品のため、買ったお店でも、修理はできないと断られた。


ここ数日、暇を見つけて電器店を見てまわり、Webサイトでも情報収集をした。
母(メインユーザー)の要望は「蒸気が出ないこと」。最近の機種は、炊飯時の蒸気を回収する仕組みがついている。置き場所の自由度が上がる。
ただし、この機能が付いている機種は、軒並み高価だ。だいたい、他の付加機能(鍛造鉄釜とか高圧炊飯とかファジイ制御)が付いている。
炊飯器なんて、釜と加熱機構とタイマーさえ付いていれば良さそうなものだが(だから価格は下落していると思い込んでいた)、そういう安い品は少ない。
お金を出すのも使うのも母なので、言われた通りにする。
色々と比べてみると、分解清掃に手間がかかる機種や、消耗品が必要な機種もある。
結局、高いけれどもメンテナンスが楽で、蒸気が出ない機種を買う事にした。通販で買ったら、市内の大型量販店より1万円くらい安くなった。



先ほど、炊飯器は届いた。昨夜に注文したから、1日程度で来たことになる。ずいぶん早い。
色はメタリック何とかボルドーレッド(詳細は忘れた)。とにかく高級感のある色。
そして、マニュアルによると、お粥からミートローフまで作れるらしい。ユーザーガイドとトレーニングという2枚のDVDも付属していた。
とにかく炊飯器の進歩に驚いている。そういえば、この前買った掃除機も、何やら仰々しい機能が満載だった。




先月から、何度か胃の辺りが気持ち悪くなって、わりと辛いので、病院へ行ってみた。
逆流性食道炎」の疑いと、「胃に空気を飲み込む癖がついている」との診断だった。たぶん、ストレスが原因とのこと。
確かに、先生がお腹を叩くと、ぽんぽんと太鼓のように音がする(自分でやっても上手くいかない)。無自覚的に、空気を飲み込んでいるそうだ。
重篤な病気では無いようなので、薬を貰って様子をみることになった。
「初めの1週間はつらいけれど、薬は飲み続けるように」と言われた。
つらいのは困るが、ちょっと副作用があったほうが、ご利益がありそうな気がする(良薬口に苦し)。というわけで、今日からしばらく服薬を続ける。
朝から吐き気がすると、色々と些細なことをする気が起きなくなるから、とにかく早く治したいところだ。


















今日、読み終えた本。
難解では無いし、ページ数が多いわけでもない。でも、ものすごく時間がかかってしまった。ネットワークと人工知能に興味がある人にはお勧めできる。
2年前の本だが、全然古びていない。「この冬に読んだ中ではベストSF」だと思う。

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