旅の記録

今回の沖縄旅行の振り返り。


■衣
ガイドブックには「2月はセーターが必要」と書かれていたので持っていったが、暖かい日が続き着る機会は無かった。初日は小雨がぱらついたが、それでも全然寒くはならなかった。
ホエールウォッチングの時は防水防風素材の薄いパーカーを着た。同じ素材のズボンも用意してあったが、必要なかった。
今思うと不思議だが、暑くなった場合の服を何も用意していなかった。
長袖のTシャツに、お気に入りの麻のシャツ。長袖Tシャツばかり持っていったので、気温が高いとどうしようもない。
イカスミの料理を食べているときに、気に入っていた麻のシャツに汁が飛んで、少し黒く汚れてしまった。ホテルでつまみ洗いをして応急処置。帰宅した後、普通に洗濯したらほとんど気にならなくなった。生成の白いシャツだったので、漂白はしたくなかったので助かった。


■食
朝はホテルor民宿で用意された食事を食べた。特筆すべきことのない、普通の和食かトースト。野菜を多めに食べるよう心がけていた。

昼は市場や港近くの食堂で食べることが多かった。沖縄そばを食べたり、チャンプルーの定食を食べたりした。沖縄そばはとても安い。300円から450円位でお腹いっぱいになる。沖縄の食堂では、チャンプルーなどの惣菜を頼むと、特に何も言わなければごはんとお味噌汁がついてくる(つまり1品の価格で定食が食べられる)。あまり高級な店や観光客向けのお店は避けていたので、贅沢な気分にはならなかったが、どれも美味しかった。
両親は麩のチャンプルーが気に入ったようだ。

夕食は父の希望で主に居酒屋風のお店で済ませた。
もずくの天ぷらや地魚など、珍しいものをたくさん食べた。
公設市場というところで、1階の市場で魚を買って、2階のお店に持っていくと料理にしてくれるシステムがあって、なかなか面白かった。両手で持てない位の大きな貝と、青緑色の魚と、大きなはさみのカニを料理してもらった。ちょっと割高になったが、それでも静岡で魚料理を食べるよりはずいぶん安くついた。

最後の晩は、母の希望で、作家の椎名誠がよく行くというお店に行ってみた。
大きな豚の角煮や色鮮やかな魚の刺身などを食べた。ここは有名店らしく、とても混んでいた。そしてとても美味しかった。有名店というのも伊達ではない、という感じだった。

思っていたよりも野菜類が少なかった。そして気をつけていないと豚肉(肉や皮)を食べ過ぎてしまう。魚は種類は豊富では無かったけれど、地元で採れたものが多くて面白かった。




■住
那覇ではビジネスホテル風の観光ホテル、離島に行ったときは民宿に泊まった。
両親はダブルの、僕はシングルの部屋。ホテルは特筆すべきことのない、普通に清潔な部屋だった。

民宿は何故か僕の部屋のある建物だけ、ジャマイカ風味の装飾のなされている、マリファナ好きな若者が好みそうな雰囲気だったので驚いた。常にレゲエ・ミュージックが小さな音で流れている。ヘンプアクセサリーやグラスパイプなどがホールで売られていた。そしてUAみたいな髪の長いお姉さん(たぶん従業員)が、麻の実入りのクッキーをくれた。これは香ばしくてなかなか美味しかった。

今回はリゾート的な目的の旅ではないので、宿では基本的に寝るだけだった。
何故かどの宿にも猫がいて(首輪無し)、それが印象に残っている。


■甘味
沖縄は甘いものが美味しい。
有名なブルーシールアイスクリームはもちろん食べた。31アイスクリームよりもさっぱりして美味しいと思う。それに安い。
市場に行くと、伝統的な沖縄菓子が売られている。濃い色の葉っぱに包まれて蒸された紫色のお餅とか、ふかふかした黄緑色のお団子など。そういうものを適当に買って食べるのがとても楽しかった。
観光土産の"ちんすこう”にはあまり惹かれなかった。さーたーあんだぎーは揚げたてが美味しいのだが、1つ食べるとお腹がいっぱいになる。

果物も変わったものが多くて面白い。黄色くて丸い"カニステル”という果物を気に入った(果物なのに栗のような味と芋のような食感がする)ので、売店で切ったものを食べたり、宿に持ち帰って食べたりした。
お土産にカニステルとパパイヤともう一種(とげとげの皮のクリーミーな甘い果物、名前を忘れた)をお土産に買った。明日から熟れ時らしいので、食べるのがとても楽しみ。



■鯨
間近で見た。
自分は動物は好きだが興奮する質では無いと思っていたが、とても興奮した。不思議だ。
2時間あまりの間、全然飽きずに過ごせた。


■水族館
やはり沖縄の水族館は良い。
本土とは魚の量が1桁違う感じだ。それぞれの魚の状態も良い。
ジンベイザメの餌やりも見られたし、満足。
ペンギンがいないのが残念だが、沖縄にそれを求めるのは贅沢だろう。




■まとめ
両親と旅行に行くなんて、大人になってからは一度もなかった。
これからも多分無いだろう。
個人行動のほうが気楽で良いかな、と思ったが、家族旅行も悪くない。他人の立てた計画で動くのもたまには良いものだ。
天気も良かったし、久しぶりの旅行で楽しかった。

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