△自転車復活

午前中は兄の娘(つまり僕の姪:1歳)を預かったので、彼女の相手をして過ごした。
なにやら大声で訴えるので、いちごを小さく切って与えたら喜んで食べた。
面白くなって、じゃがいもやミカンを食べさせたら、きちんと全部食べてしまった。
なんとなく、昔飼っていたイグアナを思い出す食べっぷりだった。

昼過ぎに兄が迎えにきたので姪を引き渡す。
両親も帰ってきたので、皆で昼食を食べる。



明日から沖縄に旅行にいく。
午後からは旅の準備。
服をいろいろと洗面用具、薬をかばんに詰めたら、準備はあっけなく終わってしまった。
何か忘れ物をしているような、やり残したことのあるような、ちょっと不安な気分になる。

旅の前だというのに、高揚感というものが全然湧いてこない。
一人旅ではなく、両親の付き添いだからだろうか。

部屋にいても仕方が無いので、街に出ることにした。
目的地は無印良品とパルコの旅装品売り場。何か買うものがあれば気分も切り替わるだろう、と考えた。

最近はいつも町外れの小さな駐車場を使っている。安いし、いつも空いているのだ。
でも中心街まで歩くと結構かかる。
面倒だなあ、と少し考えたら、車のトランクに折りたたみ自転車があるのを思い出した。

三角形の小さな自転車。
一人暮らしのときに買って、当時はよく乗っていたけれど、鬱病がひどくなってからは畳んだままになっていた。
車のトランクに放り込んだまま2年近く放置されていた。

町外れの駐車場の片隅で、トランクから自転車を出してみる。
手持ちの工具で、一通りねじの緩みなどをチェックする。特に問題はなさそう。
(久しぶりなので)ちょっと緊張して、フレームを三角形に組み立てる。
タイヤの空気圧は少し高めにした。硬い乗り心地のほうが、今日の気分に合っているように思えたのだ。

思ったより順調に準備が済んだので、早速乗ってみる。
初めは少し怖かったが、なかなか楽しい。
のんびりと中心街を目指す。


結局、旅の買い物は、無印良品の洗顔石鹸だけだった。
普通の観光旅行なので、特に買うものも無いのだ。
他にはお菓子などを買って、帰りにスターバックスで一服して、また駐車場まで戻ってきた。


これから暖かくなるし、自転車の出番は増えそう。
移動の選択肢が増えるのは良いことだ。
今になって考えると、今まで自転車に乗る気力が無かったことが、とても不思議に思える。
病気というのは、そういうものなのだろう。

ストライダ


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