写真を撮る、ということ

1年以上、写真を撮るということをしなくなっていた。

鬱病を患ってから、撮る欲求のようなものが無くなってしまっていた。

今日、姪(1歳)の相手をしていて、その仕草がかわいらしかったので、急に撮影をする気になった。急いでカメラを取りだしパチリと撮る。暗くてぼけているけれども、撮るという久しぶりの行為が感慨深い。

何枚か写真を撮っていると、甥(5歳)が「貸して」と言ってきたので試しに渡してみた。
甥にとっては、ファインダーを覗いてシャッターを押すという行為が楽しくてたまらないらしい。
メモリがいっぱいになるまで撮って遊んでいた。

甥がべたべた触るので指紋だらけになって、愛機は台無し。
なんだか騒がしくて、感慨にふける時間も台無しになったけれど、楽しかった。
今後また、写真が撮れるようになればいいと思う。

すこしずつ、できなかったことができるようになってきた。

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