チョコレートとリンゴ

バレンタインデーということでチョコレートをいただいた。いま食べている。

 

僕は基本的にバレンタインデーには肯定的である。今となっては垢抜けない行事だと思うし*1、無ければ無いで全然構わないとも思う。

親愛とか告白とか義理とかそういう部分は正直なところどうでもいい。もっと純粋に、極めて真剣に、僕は甘いものを貰うことが好きなのだ。だからバレンタインデーは良い行事である。

個人的には異性同性を問わず、チョコレートに限定せず、前後に4週間くらいの幅を持たせて「甘いものを贈りあう期間」としても良いくらいに大歓迎。その場合、もちろん僕も参戦する。

 

砂糖の世界史 (岩波ジュニア新書)

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チョコレート戦争 (フォア文庫愛蔵版)

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今日は職場でもチョコレートをいただいた。
贈ってくれた方は、自分でも食べたかったからついでに、と用意してくれたのだ。なかなか美味しいチョコレートだった。
職場でのバレンタインデーといえば、昭和の昔から続く「部署で集めたお金で代表者が休日に買っておいたチョコレートを、男性社員全員に配る」という習慣が僕は嫌いだ。職場でチョコレートをくれた人も、あれは最悪だと顔をしかめていた。2人で「プレゼントからプレゼント的な部分を削り落としてゴミにする、チョコに対する冒涜だ」「同調圧力で調達されたチョコレートなんて乾燥した甘い泥だ」「アンチキリストだ」と(各々がかつて在籍した会社を思い出しながら)と、あのつまらない風習を罵った。あれは、文化的ではない。そして僕達は文化的ではない贈り物の風習は捨て去らなければならない。お金を集めるのならば、1人では用意できない誰もが驚く内容にまでプレゼントを引き上げなければ意味がない。

 

 

 

ところで今日のお弁当はこんな感じ。

https://www.instagram.com/p/Bt2LQeWg7dd/

コロッケは冷凍のものを揚げた。フライパンに少なめの油を引いて…というやり方。サツマイモはリンゴと甘く煮た。
プチトマトはマリネに、杏は水で一晩戻しただけ。
まだ冷蔵庫に残っている紅大根の漬物と、サツマイモとりんご味がかぶってしまった白菜の浅漬け。
今週のお弁当は、これでおしまい。
明日は出張なので外で食べます。または、一時帰宅して家で食べます。

 

 

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

お題「今日のおやつ」

 

*1:村祭りの時に告白する田舎の風習を思い起こさせる。それが商売主導で維持されているのは格好の良いものではない。

用事もないのに寄り道コーヒー

平日の夜はまっすぐ帰宅する習慣となっている。
例外はあれど、平日に寄るのはスーパーマーケットかドラッグストアが専ら。書店やホームセンターは時間がかかるから休日にしている。喫茶店やカフェ、レストランにも寄りたいけれど、どうしても帰りが遅くなってしまうし、あまり習慣にはしたくない*1のだ。

でも今日は、本当に何も理由が無く、ふらっとカフェに寄ってしまった。あーコーヒーが飲みたいなー、程度の軽い気持ちで。

立ち寄ったのは、先日訪れたカフェ(2階がホステルになっているお洒落なお店、Kinco)。

kinco.jp

 

 

https://www.instagram.com/p/Bt0gF3QAKEz/

 


今回、コーヒーを初めて注文した。
酸味の効いた、とても美味しいコーヒーだった。酸味が強いのは好みではないはずなのだけれど、この店のそれは口に合う。
しかも大きなサイズが注文できる。コーヒーはがぶがぶ飲みたい人間なので、これはとても嬉しい。
食事は無くて*2ケーキの類もシンプルなパウンドケーキやクッキーだけ。少し寂しいけれど、先日注文したレモンケーキも、今日のショートブレッドも素晴らしい味だった。チーズ味なのに甘い、初めて出会う味付けだった。

 

 

 

静かに読書をして、ゆっくりコーヒーを飲んで、およそ45分を過ごしてから店を後にする。

夕食は家で簡単に済ませて、お風呂も入って今に至る。
先日作ったカレーは、朝までに3分の1を食べた。
残りは同じく3分の1ずつ小分けにして冷蔵および冷凍してある。
さきほどその3分の1量にトマトの缶詰および豆(別に煮ておいたカナリオ豆*3)を加えてみた。味が変わり、量が増えた。
つまり、また明日もカレーだ。

 

 

 

ちなみにお昼はいつも通りにお弁当でした。

こんな感じ。

https://www.instagram.com/p/Btz2GUvgktI/

  • 雑穀ごはん
  • 海老の佃煮*4
  • 鶏からあげ&豆カレー
  • 切り干し大根と青菜と金柑の和え物
  • 白菜と林檎の浅漬け

詳しくはInstagram*5

 

 

四国のカフェ・喫茶  四国旅マガジンGajA(ガジャ) MOOK

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四国の美しい店

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お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「今日のおやつ」

お題「コーヒー」

お題「これって私だけ?」

*1:特に経済的な理由で。まだ引っ越して間もないので、できる限りの節約を試みているのだ。財布の紐は緩めやすいが締めるのが難しい。

*2:ただしこの店、立派な朝食メニューがある。前に書いたように出勤ルート上にあるため、いつか立ち寄りたい。

*3:昨年のガラパゴス諸島での旅で購入したもの。びっくりするほど安かった。観光客向けの品ではなかったのかもしれない。

*4:全面に拡がっているのは揺れる自転車のせい。

*5:特に詳しくは書いていませんが。

玉葱カレーとレンズ豆

高松はとても狭い街で、前職でお世話になった人達*1に偶然再会することも珍しくない。僕は仕事に慣れるのに精一杯で、かつ他人の顔や名前をまるで覚えられない質なので、街ですれ違っても「あ、どこかで見た人だ」くらいの認識だけれど、相手はばっちり覚えている。自分にとっては親会社あるいは取引先の1人だけれど、相手にとっては「静岡の○○さん」なのだ。
グループ内でちょっとややこしい立ち位置にあった前の勤め先、かつ仕事で関わることの少ない静岡人ということで、顔も名前も覚えられている。先日、街で再会した人は、僕が転職してこの街に住んでいることを知って、たいそう驚いていた。
そして、今日は職場に挨拶に来てくれて、コーヒーを飲みながら少し話ができた。

そのお茶の席で、「男の独り暮らしで自炊といえばカレーでしょう」という話題になった。「どうせ凝るんでしょう、スパイス色々足したりして」と。


僕はそれほどカレーは作らない。
洗い物が面倒、献立に制限ができる、鍋だって空かない。簡単便利だけれど、別にわざわざカレーを作りたいとは思わない。いわゆる「男の料理」として妙に凝ることもない。秘密の隠し味なども無い。

 

 

関西のスパイスカレーのつくりかた

関西のスパイスカレーのつくりかた

 

 

でも実は、昨日久しぶりにカレーを作ったのだった。
特別な作り方はしていないけれど、ジャガイモが無かったので玉葱を増量することになってしまった。
カレーに限らず、玉葱の薄切りやみじん切りをベースにした汁物の時は、水やお湯の代わりに玉葱茶を使うことにしている。健康に良いのかはわからないが、なんとなく勿体ないので。
玉葱を切る時に、表面の薄皮の綺麗なところだけを熱湯が入った器に放り込んでおく。
野菜や肉を炒め終わった頃に、この茶色く煮出した「玉葱茶」を鍋に注ぎ入れる。皮はもちろん捨てる。

カレーでは味が消えてしまうけれど、豚汁やスープではほんのりと風味が感じられて面白い。玉葱そのものとは少し違う風味。

カレーで工夫、といえばもう一つ思い出した。
今回、ジャガイモが無かったせいもあって、いわゆる“しゃばしゃば”な状態となってしまった。
このような時のリカバリー策として、自分の場合はレンズ豆を使う。

レンズ豆は吸水不要ですぐに使えるし、火の通りも早い。量の加減も楽で、後から追加するのに都合が良い。そして、カレーにちょうど良い粘り(粘るわけではないが)を生じさせる。
レンズ豆は鉄分っぽい風味があるけれど、カレーならば気にならない。最初から使うのならばヒヨコ豆、でも途中で加えるのならレンズ豆に限る。

 

 

というわけでカレーに関しては、男の手料理的なものに縁遠い、どちらかといえば栗原はるみ的な工夫しかしていない。
自分でももう少し洒落っ気のある自炊生活をしたいと思っているのだけれど、どうにも上手くいかない。ギャルソンエプロンをしていても所帯じみて見える、と大学時代には笑われたものだ。今もそれほど変わらない。

そして今日の(所帯じみた)お弁当はこんな感じ。

https://www.instagram.com/p/BtxcsE0A2h3/

職場で食べるお弁当が所帯じみていても別にかまわない、と思う。お花見に行くわけではないのだから。
でも今日は件のお客さん(前職でお世話になった人)に笑われてしまった。「茶色い!」とのこと。仕方がないことなのです。

 

 

 

お題「これって私だけ?」

 

*1:以前の勤め先の親会社がある。

屠蘇ソーダ

高校受験の為に通っていた予備校の講師がこんな事を言っていた。
「物事をシンプルにするには、自分が動くのが一番」
なるほど一理ある。
しかし僕の好む行動原理ではない。
当時は「なるほど。暑苦しい考え方だな」と考え、そのまま記憶の箱に放り込んで活用しなかった。今思い返すと若造が何を語っているのかと思えてくる。あの頃は立派な大人に見えたものだが、暑苦しさも含めて若気の至り感が強い人だった。


今日だってその“教え”を尊重せず、ぼんやりうかうかと休日を過ごした。結果として物事はより面倒な方向に進行中だが、まあ致命的とは言えないので覚悟を決めて放置する。
そもそも物事をシンプルにする必要があるのだろうか。そこから考えると、僕の休日はどこまでも怠惰に過ぎていく。

 

世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing)

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低反発リビドー

低反発リビドー

 

 

 

https://www.instagram.com/p/BtvWth5BlUn/

 

ところで一昨日に仕込んだ「屠蘇ソーダ」が完成したので先ほど開封した。

作り方はこんな感じ。

  1. 屠蘇散と炭酸水(1L)を買う
  2. 1包の半分くらいを、少しずつ炭酸水のボトルに入れる
  3. 蓋をして静かに常温放置する
  4. 翌日、屠蘇散が全て沈殿したら、冷蔵庫にて冷やす
  5. 静かに開封する
  6. 飲む

 

特に難しいところは無い*1
しいて言えば、5.が注意点か。
どうしても内圧が上がっているため、蓋をちょっと開けてガスを逃す必要がある。発泡ワインを開けるよりも気を遣うかもしれない。
炭酸の強さにこだわらなければ、少ない湯で「屠蘇水」を作り、炭酸水で割ったほうが安全だと思う。

甘みは皆無、柑橘(陳皮)の風味と薄い苦味、和風の薬っぽいスパイシーな味が癖になる美味しさ。

どうしてこんなものを作ったのか。
それは「お屠蘇のソーダ割り」について小耳に挟んだから。
きちんと作ったお屠蘇(味醂あるいはお屠蘇用のお酒を使う)は正月の儀礼用にするだけでは勿体ない、あれは炭酸水で割るとイケるのだ、と社長に連れられて行ったバーで聞いたのだった。
僕はお酒が苦手だから、今回このように炭酸水で作ってみた。

今回は試作第一弾。
もっと屠蘇散は少なくて良いと思う。甘くないジンジャーエールトニックウォーターが好きな人ならば気に入るはず。

 

養命酒製造 琥珀生姜酒 [ リキュール 700ml ]

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それでは今から買い物に行きます。
外は寒いから(朝には雪も振った)と家でごろごろしていたから、今になって出かける羽目になった。怠惰な休日の締め括りとしては、仕方が無いのかもしれない。

 

おくすり屋さんの屠蘇散(3包入り)

おくすり屋さんの屠蘇散(3包入り)

 
屠蘇散

屠蘇散

 

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

*1:屠蘇散を今の季節に入手するのは、やや難しい。スーパーマーケットやドラッグストアの処分品か、ネット通販で手に入る。

銭湯に行きました

家事と工作に邁進してどこにも遊びに行かなかった。
その代わりに引っ越し以来ずっと気になっていた整理整頓や家具の再配置、棚の高さ調整などをまとめて片付けることができた。

部屋がさっぱりして一息ついて、とりあえずコーヒーを淹れた。せっかくの休日なのだから何か特別な事をやろう、と考え、コーヒーを飲み終えてから街のほうへ車を走らせる。何かを食べに行く気分ではないし、書店は昨日行った。旧所名跡はもう閉まっている。
さてどうしよう。

 

 

 

色々考えていたら、ふと思い出した。
高松の中心街からちょっと外れたあたりに銭湯があったのだった。
前職で高松に長期出張した時に見つけて気になっていた。
あそこでさっぱりすれば、全体的に(完全無欠とはいわないまでも)善い休日となりそうな予感がする。
というわけで、近くのスーパーマーケットでタオルなどを買いこみ、銭湯に向かう。

 

 

 

店の名前は「吉野湯」という。
昔ながらの、絵に描いたような銭湯だ。
男女別の扉を開けるとすぐに脱衣所、それぞれの部屋の仕切りのところに番台がある。
広くはないが、想定収容人数も少ないようで、ロッカーも椅子もゆったり使える。特にロッカーはコートを突っ込んでも余裕がある。

室内配置は、どちらかといえば関東式に近いのだろうか。
水風呂とサウナ、茶色いお湯の浴槽(僕は入らなかった。入浴剤か?)、細かい泡が出るお風呂が3つくらい、1つは深くなっていて、座ると顎までお湯に浸かれる。
湯温は(水風呂を除いて)とても高い。かなり熱くて、最初は浅いお風呂にしか入れなかった。湯船ごとに温度が違うわけではないようだ。

シャンプーその他の消耗品は、個々人が用意する形式となっている。お金を払えば番台で売ってくれるのだろうが、多くの人がカゴに入れた自前の銭湯セットを持ち込んでいた。
湯桶はケロリン、富士山の絵などの装飾は一切無し。
カランなどは新しくなっていて、建物は古いが近代化改修は完了している、といった感じだった。

 

ケロリン湯桶 関西向B 浅型

ケロリン湯桶 関西向B 浅型

 
ケロリン桶 関東版 00350

ケロリン桶 関東版 00350

 

 

お客さんは老人が多い。
皆、常連だろう。脱衣所や湯船で挨拶と世間話をしている。
しっかりと刺青(ナントカ大明神)を入れたおじさんもいた。刺青は迫力があったけれど、立ち振る舞いは普通。というか、近くで身体を洗っている人に声をかけてから水風呂に入っていたので(ちょっと溢れるので知らなければびっくりするだろう。)、もしヤクザだとしても配慮ができるヤクザさんなのだろう。あるいは漁師か船乗りか。

混雑はしていない。でも、ひっきりなしに人が出入りしていた。
常連が9割、それから近所に点在するビジネスホテルの客らしき人も利用している。
入り口と脱衣所にあるコインランドリーを使っていたのは旅行者だろう。脱衣所に乾燥機があるので、風呂上がりに乾きたての服を着ることもできる。

ちょっと珍しいと感じたことがひとつ。
古い銭湯なのに、アートや地域コミュニティや街興しやサブカルの臭いが一切しなかった。今の時代、なかなか無いです。

 

さきほど書いたように、とにかくお湯が熱い。
我慢して入っていると、身体の奥まで熱を持ったようになる。肩のこわばりも多少は消えたかもしれない。

寒い夜、湯冷めが心配だったけれど、しばらく歩いても身体はぽかぽかしていて、実に快適。温泉街を散歩している時を思い出した。
帰宅してからも、じわっと足が疲れているというか、身体がもう寝るだけの状態になってしまっている。

 

世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing)

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今日最後の仕事として、カレーを作ってから寝ます。
ここまで劇的に身体に“効く”のならばたまには銭湯も悪くない。あの熱いお湯に慣れたら肩こりも治るだろうか。

 

 

銭湯図解

銭湯図解

 

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「今日の出来事」

地味曜日

せっかくの休日だが、ちょっとだけ風邪気味。
このまま体力を無駄遣いすると熱が出そう、そういう警告が喉の奥、口と鼻の合流部から感じ取れる。

というわけで地味に、そして怠惰に家で過ごした。
連休ばんざい。こういう状況で余裕のある行動ができるのは3連休ならではだ。寝て、読書して、掃除を少し、あとはパソコンに向かっていた。そんな地味な1日。

でも家のことは行う。
我がアパートのクローゼットは(部屋の広さに比して)広大だが、上段がいまいち使いづらい。ここにステンレスパイプを配して、普段はあまり着ない服のハンガーラックとしたい。ネジ止めが必要だけれど、目立たない構造材部分なので大丈夫だろう。後でリカバーできる素材だ。

それから書棚。
奥行き15cmで幅が60cm未満、高さは机より少し低い程度、という微妙な寸法の書棚が欲しい。探せば売っていそうだが、限定された用途の書棚は割高なのが世の習い。

というわけでホームセンターに行き、材料を買ってきた。

パイプも板材も全てカットまでお願いした。
全部で3000円未満。
カット担当コーナーのおじさんは僕を覚えていて*1、大きな材をきちんと活用して安く、かつきちんと組める設計としていることを褒めてくれた。無駄をできるだけ少なくして、かつ「この部分は数ミリずれてもいいけれど2本の長さを揃えて、こちらは指定寸法にできるだけ合わせて」みたいな注文をするお客さんは意外と少ない、とのこと。特にこのホームセンターは業務用の長い材木(4000mm以上)が豊富にあって、それがとても割安なのに普通のお客さんは活用してくれないのだ、カットするなら長いものを1本買うほうが経済的なのに、と嘆いていた。
僕もたまには、割高な短い板を使うこともある。ただここ数ヶ月は出費が嵩んでいるので、設計でカバーできるのならばできる限り節約をする方針なので、褒められるとちょっと恥ずかしくはある。

 

 

世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing)

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世界は寒い(1) (FEEL COMICS swing)

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しかし、書棚については、せっかく買って、下穴も開けて、さあ組み立てようとなった時に、手持ちのネジでは強度が出ないことが判明した。
夜の街にネジを探しに出るも、もう開いているホームセンターが無い時間。
というわけで高松名物の宮脇書店に行ってから帰宅、今に至る。

書棚の組み立ては明日に行う。
クローゼットのハンガーパイプ増設も今の時刻にはできない。明日がんばる。

風邪っぽい感じは今も少しだけ残っている。
寝よう。

 

物語のなかとそと 江國香織散文集

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ヤモリ、カエル、シジミチョウ (朝日文庫)

ヤモリ、カエル、シジミチョウ (朝日文庫)

 

 

*1:引っ越しから何度も来店していて、机や職場の家具用の板をいつも注文していた

金曜日の夜のお楽しみ

金曜の夜は帰宅が遅くなる勤め人は多いと聞く。
僕はお酒を飲む習慣が無いので、知識としては知っているが実感が無い。サザエさんで知るビジネスマン*1の習慣、程度の認識だ*2

 

 

 

でも今週は色々と頑張ったし、ばたばたした割には順調だった。自分を労うために夜の街を彷徨ってきた。ここだけの話、僕は自分へのご褒美が大好きなのだ。

 

 

 

まず最初の店は、「キンコ ホステル+カフェ 高松 瀬戸内」の、カフェ。通勤路の脇にあって、ずっと気になっていたお店。
1階の広い空間がカフェとなっている。とても静かで、居心地が良さそう。今日は満を持しての入店となった。

kinco.jp

 

 

チャイはスパイスが強めで好みの味。
レモンケーキも実に美味しい。
大きなテーブルを独り占めして、壁際にたっぷり並んだ書籍を適当に選んで読んで、明日以降の予定を思いついたらスマホに書き留めて、と存分に贅沢な時間を楽しむ。
宿泊施設の一部だから、長居しても大丈夫そうな雰囲気がある。ホステルを名乗っているのに押しつけがましいメッセージや雑な手作りの飾り付けが無いことも好ましい。トイレからテーブルから、全てプロの目と手が入っている感じ。

良いお店だった。
上記の如くここは通勤ルートの途中にある。
というか、仕事で「車も自転車も使う日」あるいは「仕事帰りに車で買い物に行く日」に使う安い駐車場*3が点在しているエリアである。たぶん今後も、週末といわず寄ることになるだろう。

ビールなどもメニューにはあるけれども、酔っ払いや煙草とは無縁の雰囲気な点も嬉しい。図書館並みに静かなのだ。

たくさん置いてある本のチョイスも良かった。これいいな、と思った本をさきほどインターネット通販で買ってしまった。 

MAKE SPACE メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方

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2軒目は、AEON。そう、あのショッピングモールのAEONだ。四国にもきちんとAEONは存在する。高松市には西に現代的なAEONが、東にやや狭くて古い世代のAEONがある。東の古いほうは「大型スーパー」の趣があって、なんだか懐かしい感じ。西のほうは体力がある時に行かないと疲弊する。ずいぶん遠く、市内なのかどうかわからないところには、典型的な「田舎にそびえ立つ大型店」があるが、僕は普段は行かない。

いつもマルナカとかマルヨシセンターといったローカルチェーンで買い物をしているので、別のスーパーマーケット、特に規模からして違うAEONに行くことは自分にとって夜の娯楽なのだ。
金曜日に買い物をすれば、来週の作り置きのための外出を土日にする必要がなくなる。半分はレジャー、半分は実用の時間。
野菜や果物、ヨーグルトなどを購入。
散々迷って、冷蔵のピザも買った。

 

3軒目は自宅アパートでピザとアールグレイティーのセット。
つまり、先ほどAEONで買ったピザにチーズを足して食べた。
オーブントースターが最適、とパッケージには書かれていたが持っていない。オーブンレンジを余熱するのも面倒。
というわけで、電子レンジで加熱したあと、フライパンに移して両面を焼いてみた。
まずは表側を上にして焼く。裏側がぱりっとしたらお皿に移し、フライパンを被せてひっくり返し、こんどは表側を焼く。最初は溶けたチーズが貼り付くが、そのうちまとまってくるので、またお皿に移して完成。オーブン調理とは違う、全体が均一にぱりっとなったピザになった。
夜なのでカフェインレスの紅茶と共に楽しむ。

 

JC 冷凍ドゥ 150g×10入

JC 冷凍ドゥ 150g×10入

 

 

 

3軒目は余計だが、ともかくこうして金曜の夜を好き勝手に楽しんでいる。我ながらリーズナブルな夜遊びだ。
今からお風呂に入って、日付が変わる前に寝る。明日はどこに行こう。

 

全然関係無いが今日のお弁当。

https://www.instagram.com/p/BtnWc9SAwS3/

五穀米ごはん、焼いたベーコン、スナップエンドウ、ニンジンサラダ、小松菜炒め、切り干し大根と若芽の酢漬け。
切り干し大根は、軽く水洗いした後に酢と「青菜とわかめご飯の素」と和えて一晩。簡単で美味しい。「カリカリ梅とひじき」も合います。

 

 

お題「ちょっとした贅沢」

*1:平氏およびマスオ氏とその同僚達。

*2:父は飲み屋が好きだった。今は年金暮らしなので、旅行の時に居酒屋に行く程度。

*3:1日停め放題で200円台。しかも出入り自由。無人駐車場とはいえ採算が取れるのか心配。職場からは少し離れているので折り畳み自転車が活躍する。

サンドイッチ・ディ

ふと思い立って、お昼のお弁当をサンドイッチにしてみた。

実際は思いついたのは昨晩で、スーパーマーケットに行った時にサンドイッチ用食パンを見ていたら作りたくなったのだ。

冷蔵庫にあるもので3種類は作れるだろう、という目算で中に挟むものは特別に買わない。今週はお弁当の準備を万全にしたのに、仕事の関係で*1作る機会が少なくて、作り置きのおかずが余っていたのだ。

https://www.instagram.com/p/Btk8RkMgawv/

  • ハムとチーズとレタス
  • ベーコンとニンジン
  • チーズとベーコンと小松菜とキノコ

この3種類。
安いサンドイッチ用食パンは普通の10枚切り食パンよりも扱いづらい。ふにゃっとしていて、押すと潰れてしまう。切っても上手くまとまらない。

しかしこのメスティン(トランギア社製)にこれくらいの密度で詰めておくと、昼にはきちんとまとまっている。理由はよくわからないけれど、昔からそうなのだ。

メスティン、1つあると便利。
屋外で米を炊くのが簡単、と高く評価されているけれど、それ以外に日常での使い勝手が良くて重宝している。
普段は物入れにする。
一時的に食材を入れる容器にすればボウルほど場所をとらない。
アルミの薄い板でできているから炒め物は苦手だけれど、お湯はすぐに沸くし、蓋が密着するから蒸し煮も簡単。ずいぶん長い間愛用しているけれど、全然壊れない。使い込んでもみっともなくならないのもアウトドア用品の良いところ。

 

trangia(トランギア) メスティン TR-210 【日本正規品】

trangia(トランギア) メスティン TR-210 【日本正規品】

 
trangia(トランギア) メスティン レッドハンドル TR-310

trangia(トランギア) メスティン レッドハンドル TR-310

 

 

明日はご飯のお弁当にする予定。とはいえ、スーツを着てきちんとした会議に出るので、朝にお弁当を作る時間は無いかもしれない。とりあえず、寝よう。いまめちゃくちゃに眠いのだ。

 

サンドイッチの発想と組み立て

サンドイッチの発想と組み立て

 
サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)

サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)

 

 

*1:例えば朝から出張で昼には職場以外の場所に居るなど

洗う運命とゼムクリップに。

黒いズボン

真っ黒なズボンがある。今は21世紀なので、パンツというべきか。
ちょっと厚手の生地で、かたちもサイズも気に入っている。仕事の時にちょうどいい。
しかしこのズボンを履いて仕事をすると、高確率で汚れる。
普通に仕事をしていたらまず付かない白っぽい粉、例えば無塗装のコンクリートや、机の下の埃が付着するのだ。
他のズボンの時は、コンクリートの床に膝をつくことも、誰も掃除をしていない机の下に潜り込んでコンセントからプラグを抜くような作業は行わない。

 

 

東京の子

東京の子

 

 

 

ゼムクリップ

今日は小さな事務所を訪問した。打ち合わせの後に、仕事とは直接関係の無い「パソコンと周辺機器の移動と整備」を行うことになった。そういう物に詳しい人がいなくて、困っているというので「それじゃあ」と手伝うことにしたのだ。

で、机の下に潜り込んだら、埃がものすごく溜まっていた。
お洒落な事務所である。雑貨やドライフラワーがあちこちに飾られていて、机の上にはそれぞれ個性的な文具やちょっとしたアクセサリーが置かれている。足下には小型犬が寝そべっている。
そう、小型犬、こいつが埃の元凶だ。
物が多い部屋だから彼だけを元凶とするのは酷かもしれないけれど、でも僕は数年ぶりのアレルギー性鼻炎になってしまった。

そして机の下には、びっしりとゼムクリップが(埃とともに)落ちていた。まとめて落ちたわけではないと思う。ある程度の期間、ゼムクリップを少しずつ落とした結果が、この“墓場”なのだと推測する。

これはちょっと気持ちが悪い風景だった。「JoJoの奇妙な冒険」ならば、そろそろ“敵の攻撃”が始まる頃合いだ。
冷や汗をかきながら「なんだこの大量のゼムクリップは!全く訳がわからないッ!(傍点)」ゴゴゴゴゴ(効果音)と主人公達が焦る状況。
ゼムクリップよりさらに奥、壁とキャビネットの隙間には、ルームシューズが3足と、通販カタログの入っていたであろうビニール封筒が5枚以上、ぎゅうぎゅう詰めになっていた。僕もこの机の下に、ぎゅうぎゅう詰めにされちゃうのかもしれない、と一瞬思った。

 問題のコンセントとプラグは、溜まった埃が燃えだしてもおかしくない状態だった。

漫画家さんのおいしいさしいれ (マーガレットコミックスDIGITAL)

漫画家さんのおいしいさしいれ (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

 

巻き寿司

でも鼻炎以外は特に問題なく、仕事を終えることができた。
埃を落とすために一時帰宅して、シャワーを浴びてから出社。その後も普段とは違う仕事が続いて、いささか疲れた。

夕食を作るのが面倒、でも外食をする気分でもない、ということでスーパーマーケットで巻き寿司セットを購入した。
おそらくは恵方巻きの残りを何種類か切ってまとめたもの。押し寿司なども入って400円が半額となっていた。
帰宅後、牛蒡とニンジンの味噌汁を作り食べる。高松市、巻き寿司やちらし寿司の類も一般に安い。

 

世界は寒い(2)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

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世界は寒い 2 (フィールコミックス FCswing)

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洗濯

上述の通り黒い素敵なずぼんは埃だらけになってしまった。
つい先日、洗濯をしたばかりなのに、今日も洗濯をする。
先ほど干し終えた。室内干し作業も慣れたもの、ほぼ標準化が完了している。

 

真上から見た 狭くて素敵な部屋カタログ

真上から見た 狭くて素敵な部屋カタログ

 

 

 

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