やっぱり咳が。

半日で仕事を片付け、帰宅し、寝込んだ。
咳がだんだん酷くなってきている。
薬を飲めば大丈夫そうだが、明日以降の仕事に差し障るために今日は大事をとった。
以前購入した「新コンタック風邪総合持続性(略)」は本当によく効く。ただし1日2回では足りない。そして、どうにも“症状を抑えるだけ”な感じが明瞭過ぎて、その頓服特化型の薬を常用する気にはなれないのだった。頭もぼうっとするし。

今回の風邪では、人生初の「龍角散」を試している。
あの丸い缶に入った、年寄りじみた香りの粉薬。舌に乗せて、そのまま水無しで飲んでいく。
なかなかハードな味と香りだ。今はほとんどの薬が飲みやすい剤形や味付けになっているから、この「味の誤魔化しようがない」薬は人を選ぶのではないか。
ちなみに僕はわりと気に入った。
インド雑貨店で投げ売りされているハーブティーみたいな非日常感が素晴らしい。
しかも、きちんと効く。
それほど持続しない。2時間程度は本当に楽になる。
鼻炎にも効きそうな有無を言わせない爽やかさがある。鼻粘膜には細くラインを作って吸い込むと効率的ではないか*1
玉葱の甘酢漬けに、ごくごく少量加えても良さそうな感じがする。それだけで味わうと不味いのだけれど付け合わせには良さそうな、そんな“何か”になりそう。

そんなわけで、昼過ぎから今まで、だらだらと寝て過ごしてしまった。
咳は上述の薬である程度抑えられる。しかし風邪薬のぼうっとした感じが酷い。とりあえず夕食、その後はまた寝るべきか、それともせっかくだからAmazonで映画でも観ようか、とぼうっとした頭で考えている。

 

【第3類医薬品】龍角散 20g

【第3類医薬品】龍角散 20g

 

 

 

*1:冗談です。

もしかして喉が

金曜日の出張から少しだけ風邪気味。喉がいがらっぽい。
出張の夜に“懇親会”なる飲み会があって、それが当然のように喫煙する場だった。近年稀に見る喫煙率だったと思う*1。食べ物も、串焼き系の匂いが移るもの。スーツの消臭は今日までのお手入れで完了したが、今日はその喉の調子がさらに悪くなってきた。

https://www.instagram.com/p/BfFYL64hLuB/

というわけであまり外には出ないで大人しく過ごしている。
お昼ごはんは、唐突にワンタンが食べたくなって、焼津市のラーメン店まで行ってワンタン麺を食べてきた。正確にはワンタンをオプションで追加した塩味のラーメン。とても美味しくて満足。

それ以外は、お煎餅を食べたり、読書をしたり、部屋の片付けをしていた。それと寝ていた。

今からお風呂。葛根湯は飲んだ。なんとなーく嫌な予感を孕んだまま、とにかく寝ようと思う

 

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

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泡沫(みなわ)の歌 :森鷗外と星新一をつなぐひと (ホシヅル文庫 2)

泡沫(みなわ)の歌 :森鷗外と星新一をつなぐひと (ホシヅル文庫 2)

 

 

 

*1:非喫煙者と喫煙者を分ける、という声がどこからも出なかった。

静岡県立美術館『アートのなぞなぞ 高橋コレクション展』と、ハンバーグとパンのお昼ごはん

静岡県立美術館は、年に1回か2回、現代アートの企画展を開催する。現代アートのなかでも日本のポップカルチャー寄りの分野に着目したものがここ数年は毎年開かれていて、どれも“ハズレ”が無い。

http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/uploads/exhibition/1bb49fe6fb9ab5146da269b653ec07f39ddc9d99.jpg

今回の『アートのなぞなぞ 高橋コレクション展』がそれに当たるのかはよくわからないが、でも面白い企画展だった。

高橋コレクションとは何か。簡単に言うと「90年代から延々と続く不景気とそれに伴う予算縮小によって公立美術館が集められなかった日本の“新しい世代”の現代アート作品を精力的に収集した高橋氏(精神科医)のコレクション」だ。
PenとかCasa Brutusとかあの辺りの「ニッポンのアーティスト」特集号に登場する作家のものは、まず間違い無く揃っていると言っていいのではないか。

今回はそんな充実のコレクションと、過去の美術作品とを対比して展示する趣向。日本画、西洋絵画、写真に立体。どんな作品でも、構図や題材やメッセージといった“何か”を間に挟み対置させている。
観る側が何を見出すのか、は明確に誘導されない。作品ごとの説明はきちんとしているけれど、なぜ並べたのか、どう感じて欲しいのかは基本的には説明パネルには書かれていない。

これがもう、とびきり面白い体験だった。
あと1回か2回、巡ってみたいとさえ思う(ご近所の人は声をかけて下さい)。
ただしどう面白いのか、は上手く説明できない。
上記の「雑誌のアート特集に出てくる有名な作品を生でまとめて観られた」というお得感がその興奮の元かもしれない。村上隆奈良美智、それに西尾康之。チームラボのインタラクティブアートなんてものまで楽しめた。

それからロダン館。
県立美術館の目玉展示棟(?)である、ロダンの作品群(カレーの市民、考える人、地獄の門)を集めた広い空間にも、この「高橋コレクション展」が進出していた。VRゴーグルを着けて楽しむ展示もあって、これがたいそう面白かった。
普段、企画展目当ての時はロダン館は「最後に寄って、のんびりするところ」なのだけれど、今日はもう存分に楽しんでしまった。

 

美術館周辺の散策も楽しい。静岡市では珍しく、木々が茂り誰も通らない小径があって、適当に歩いているだけで心が静かになっていく。

 

ところで今日は、美術館から山を越えて清水区へ、そして久しぶりの「PETIT PALAIS a la mer:プティ パレ ア ラ メール」へも行ってきた。

ここは良い場所。
パン屋さんの1階から階段を登ると2階だ(当たり前)。
この2階はカフェスペースになっていて、海がよく見える。ビニールハウスが連なる先に駿河湾の波濤と空、遠くには伊豆半島まで見渡せる。別の窓からは富士山も。
こういう見晴らしの良い、明るくてさっぱりした空間で、パンとサラダ、あるいはパンとハンバーグのランチを食べることができる。

ハンバーグはとびきり美味しい。チーズが入っていて、外側はしっかり焼いてあって、いわゆる「肉汁がたっぷり」なのだ。ボリュームも十分だが、質の面でも「肉にうるさい・がっつり食べたい男性」を満足させられると思う。


そしてパン。そう、この店はパン屋さんなのだった。
だからランチのパンも完璧だった。トーストされた食パン、バゲット、ごま入りの丸いパンが籠に入ってやってくる。こんなにたくさん食べられるのだろうか、と心配になったのに、ぺろりと食べてしまった。添えられたオリーブオイルとハーブ・バターを活用したのは当然ながら、パン自体がやはり美味いのだ。

清水区といっても久能街道からならば車であっという間。パン好きならば全方位的にお薦めできるお店だ。ちなみにフルーツサンドも素晴らしい。

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お題「今日の出来事」

お題「もう一度行きたい場所」

ショコラテリーヌの後に豆のカレーを。

無限大、という概念は凄い。
無限大を2つ持ってきて混ぜても無限大、100くらい抜いても無限大。それだけでなく、半分に割っても無限大は無限大のままなのだ。そう本に書いてあった。

ところで、子供の可能性は無限大だという。
僕はもう完全なおっさんで、だからあの可愛らしかった子供時代より可能性は激減している筈だ。しかし無限大からどれだけ目減りしても、それはやっぱり無限大なのだ。つまりおっさんの可能性は無限大だと言ってかまわない。

 

 

 だから今日はそれを証明すべく、ややトリッキーな外食を試みてみた。
つまり、まず甘いものを楽しみ、その後にランチを食べてみた。
具体的にはこうだ。

まず静岡市の「Atelier Petit Calin*」へ行く。
1月はほぼ休業中だったが、2月の週末はお店を開けていると知り、久しぶりに訪れてみたのだ。

季節柄、ケーキは全てチョコレート系。
イチゴのショートケーキにすらチョコレートが組み合わされている。とても美味しそう。
少し迷い、最もチョコレート感が強い「ショコラテリーヌ」を選ぶ。飲み物はカフェオレを。

https://www.instagram.com/p/BfATwVUh7Zk/

ショコラテリーヌ、ねっとりとしたチョコレートの塊。
昔、cafe bikiniがカフェ営業をしていた頃には、ショコラテリーヌは「頑張ったときのご褒美」だった。ぱくぱくと食べ進むタイプをスイーツではない。ゆっくりとその濃厚な味を楽しみながら時間を過ごすためのチョコレート菓子だと思う。紙巻きと葉巻の対比というと大袈裟だけれど、とにかくそういうものなのだと考えている。

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お店の人達と少し語らい、それから静岡の街へ自転車で向かう。
目的地はお気に入りの*1「ALLEE RESTAURANT」 へ行く。
曇り空だが空気は暖かく、自転車を漕ぐのに支障は無い。

 

https://www.instagram.com/p/BfAQie3hGgb/

ここでは「青大豆とかぼちゃのカレー」を食べた。
辛みがさわやかで、塩っぱさは控えめ、好みの味。さっぱりさせたカレーといえばトマトを効かせるのが定番、というか自分で作るとついそうなってしまうのだけれども、そうでない味付けなのが新鮮。優しくてなんとなく身体に良さそうな美味しさだった。
青大豆がたっぷりなのも嬉しい。こういうものが食べたかったのだ。

 

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しっかり濃いめの甘いものを食べた。
その後、きちんと充実したランチを食べた。
普段ならば、“あり得ない”順番だ。
逆ならば、みんな普段から楽しんでいる。
「別腹」なる概念を発達させた人類は、多少の血糖値上昇はキャンセルしてでも、食後に甘いものを喫食する。

ならばそう、甘いものが先で、カレーは別腹でも構わない筈だ。
そういう仮説のもと、今回は(自転車周遊コースの関係もあって)その“あり得無さ”に挑んだわけだ。

結果として、しっかり美味しく、完璧な「休日の外ごはん」を堪能できた。昨日までの仕事疲れを癒やし、明日明後日の活力をもたらす美味しい食べ物たちを、100%以上楽しむことができた。

 

あり得ない、と思っても、まずやってみる。
すると意外と上手くいく。
これが「可能性は無限大」ということなのだと思う。
ありがとう世界。
ありがとう自分。
諦めないで良かった。

 

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

ホーキング、宇宙を語る―ビッグバンからブラックホールまで (ハヤカワ文庫NF)

 

 

しかし、ところで、折角なので、その「可能性は無限大」をもう少し掘り下げてみようと思う。
例えば、可能性というのは(当然ながら)方向性が無い。
明確なプラスの方向があるわけではないのが人生と世界と僕の日常生活だ。むしろ、様々な結果が全方向に拡がっている、結果や状況の“数”が無限に多いと言っていい。つまり、上手く行かない未来だって無限に用意されているからこそ「可能性は無限大」なのだ。良い物事もそうでない物事もひたすら分布する、全体としてはニュートラルグレーのもわっとした霧だけの世界を想像できる。

ならばこの言葉、まるで意味が無い。無限大と可能性を組み合わせると、ほとんど何も言っていないのと同じになる。

 

だから、今日の11:45〜13:30に判ったことは、正確にはこう書ける。

  • ショコラテリーヌもカレーも、もちろんカフェオレもサラダも食後のコーヒーも美味しかった。
  • 僕の胃腸と満腹中枢はわりと雑。
  • 「可能性」などという曖昧な言葉に、安直に科学の言葉「無限大」を組み合わせる奴は嘘吐きかアーティスト。
  • そして、それでも連休の初日に美味しいものを食べたことは素晴らしい。

 

私たちの星で
 
春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)

 

今週のお題「バレンタインデー」

お題「ひとりの時間の過ごし方」

お題「ちょっとした贅沢」

 

 

*1:もうすぐ開店2周年だという。ALLEE RESTAURANTの開業日が来ると、静岡にも春が訪れる。

出張おわりー

大阪出張を終えて帰路についた。

そういえば大阪観光というものをしたことがない。通天閣とか道頓堀とか。大昔に社員旅行で道頓堀近辺を歩いたが、ほとんど覚えていない。

先ほど、「自費で宿泊して明日は遊んでしまおうか?」なんて考えたけれど、着替えも支度もしていない。

 

というわけで帰宅します。お土産を買いそびれた。大阪のビジネス街と新大阪駅しか歩いていないから、買う暇も無かったし買いたいものも無かったのだが。

ともあれ万全の体調で連休を迎えられる点は、まず寿ぐべきだろう。自分、よく頑張った。

スマートフォンのアップデートと手書き入力への切り替え #HUAWEI #MATE9

スマートフォンのアップデート

先月から順次、と告知があったOSのメジャーアップデートがようやく僕の携帯電話(HUAWEI Mate9)にも届いた。
新しいAndroid(O)で使いたい機能があったので、非公式な方法でのアップデートを試しているその時に、HUAWEIからの(公式な)通知が来たのだった。

データのダウンロードだけでも済ませておこう、と放置して仕事をしていたところ、いつの間にか勝手にアップデートが完了していて、いざ使おうとしたら見た目が変わっていて驚いた。

特に不具合は無い。
なかなかに使いやすいと思う。
画面を分割して2つのアプリを並べられるのは以前から出来た気がするが、より便利になったように思える。

大昔のWindowsでは、メジャーアップデートというのは本当に大騒ぎだった。ハードウェア的にもソフトウェア的にも、放置していたらいつの間にか…の後に使用再開なんて望むべくもなかった。

便利な時代になった。

 

 

手書き入力

明日は出張。がりがりとWordやExcelを使う類の仕事が無いので、思い切ってノートパソコンは職場に置いていく。どうせ重くてかさばる、机の上に設置して使うタイプのノートパソコンなのだ。

代わりにメモ帳とボールペン、シャープペンシルを持っていく。
それだけでは心許ないので、タブレット(安くて便利なKindle Fire 10)も持参。しかし手でぽちぽち入力するのも、モバイル用のキーボードを出すのも面倒だろうと、今回は手書き入力を試してみることにした。

実は今、その手書きで文章を書いている。
まだキーボードの速度には負けるが、不便に思うほど遅くはない。変換アプリは「Google手書き入力」を使用。
新幹線での移動中など、タブレットをスタンドに立ててキーボードを出してBluetooth接続して、といったあれこれが面倒な時に活用できそう。というよりも、こちらが文字入力のメインになってもおかしくない。5分で慣れてしまった。

しかもタッチペン(スタイラス)は、前職で貰ったノベルティグッズ(社名入り)だ。この安っぽいペンでさらさら書けるのだから、次は評判の良いものを買ってみようかと欲が出てくる。

 

 

と、こんな感じで今日の日記はおしまい。
髪が乾いたら、寝る。なにしろ明日の朝は早い。日の出前に目覚めて、西のほうへ日帰り出張。まずは睡眠時間を確保、全てはそれから。上手い具合に、もう眠くなってきた。

 

封筒デザイン

職場で使う封筒のデザインを僕がやることに。
本当は印刷屋さんにお願いするところだけれど、色々と工夫して自前のカラープリンタ複合機で見栄えのするものを作ることが出来た。

こういう限定された状況での印刷物は、わりと得意。
職場ではずいぶんと驚かれた。今まで家庭用カラープリンターの変態的活用によりショップカードからクラフト作品まで作ってきた経験が活かせて、ちょっと嬉しい。人生、何が役に立つのかわからない。

そもそも、Illustratorをプロでもない人間が扱える、という部分で驚く人達が多いのが、今回の勤め先の特徴ともいえる。
かつて勤めていたところは、それなりに大きな企業だった。だからだろう、プロの道具を使うアマチュアというのは(その成果物のレベルは別として)必ずいたのだった。まあ、どこも給料が良い環境だったから、趣味にもお金をかけられたのだろうが。

まるで関係無いが、転職してからビジネス書というか、サラリーマンが読む“生き方のエッセイ”みたいなものを読むようになった。山田ズーニーとか、そういう系統の本。なぜか一般向けサイエンス本も薦める。

 

若い読者のための第三のチンパンジー (草思社文庫)

若い読者のための第三のチンパンジー (草思社文庫)

 

 


社長が滅茶苦茶な読書家で、これを読めあれを読めと勧めてくるのだ。レシートを出せばポケットマネーを出す、とまで言う(経費じゃないのか!)。
なかなか面白い選書で、今のところどうしても無理だった本は無い。いわゆる自己啓発本は「気分は良くなるが、時間の無駄」と言っていた。

 

 

昨年、映画に関して「とにかく暇があったら映画館で観る。ちょっとでも興味があったら無理をしてでも観る」と定め、半年ほど実行した。
正直なところ観て損したと思う作品もあったけれど、なんとなく、ぼんやりとだが「映画とは」を考えられるようになった。個別の作品ではなくて、今の時代の映画と、それらの前にあった名作の連なり、全部を含めた「映画」を楽しめる構造が脳内に組み上がったのだ。

だから読書においても、とりあえず勧められた作品は何であれ読むことにする。いや、明らかに駄目なものは避けるけれども、読めるものは最優先で読み進める所存です。
おすすめの本などありましたら教えてください。

 

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

 

 

ごま雑煮

唐突に、雑煮を作った。
お昼休みに帰宅して、さて何を食べようかと考えたところで、ぽっかりと空白が生じた。意識を失ったわけではなくて、食べたいものがまるで浮かばない。

そういう時は冷蔵庫を開いて考える。
主に野菜室に相談する。

大根があった。椎茸もある。
それから小さく切った鶏肉と、かいわれ大根

とりあえず大根を薄く細く切って、椎茸や鶏肉とともに薄い出汁醤油味で煮ていく。

餅を発見したので、この“とりあえず汁”は雑煮に変化させることになる。悪く言えば状況の奴隷だ。しかし1人分の昼食を悪く言うこともない気がするので、臨機応変と言い換えておく。

餅は丸餅。サトウの餅は全国どこででも買えるのだが、静岡において丸餅は珍しいかもしれない。どちらかといえばスーパーのプライベートブランドのほうが、個装された丸餅は手に入りやすい。

 

 

その丸餅は焼く。
味付けはどうしようか、と考えて胡麻味にしてみた。

すりごまと、芝麻醤を適当に投入。胡麻油も少し垂らす。
塩気は味噌で少しずつ足す。
胡麻だけ大量に使うのも勿体ない気がして、というよりも余ったものを活用すべく、きな粉も入れてしまう。

ややどろりとした見た目の、あしらいとしてのかいわれ大根が壊滅的に似合わない雑煮が完成した。

味はとても良い。
味噌ではなくて、醤油味でも良かったかもしれない。
ここまで味がしっかりしていると、根菜類を充実させたくなる。牛蒡があればたぶんもっと美味しくなった。

今日はハードな会議があって、正直なところ疲労している。
というわけで、今からお風呂に入って、早めに寝てしまいたい。
早起きしてレザークラフトを進めるライフスタイルを明日は試そうと考えているのだ。早起きできなかった場合、ただ睡眠時間が長くなるだけ。それはそれで素晴らしい。
つまり眠いのです。理由はわからないが、とにかく今、眠い。お風呂で寝ないように頑張ります。

 

 

お題「好きな作家」

お題「今日の出来事」

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス 上 (ハヤカワ文庫SF)

 
アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

アルテミス 下 (ハヤカワ文庫SF)

 

 そういえば、あの「火星の人」の作者が新作を出したのだった。
電子書籍で即購入。
「火星の人」は大好きな小説。映画の「オデッセイ」も最高だった。

 

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)

 

 

 

 

かつや、というお店に連れていってもらった。

仕事でこれからお世話になる会社に初訪問。挨拶と資料の交換などを行う。
お昼時、その会社の偉い人達とごはんを食べに行くことになった。
社長のおすすめのお店の、季節メニューをぜひ食べて欲しいと言うので、みんなでそこに歩いていく。

「鶏の煮込みがあってですね、生姜が効いた甘辛味。そこにチキンカツを入れちゃって、くつくつ煮てね、玉子でとじちゃうんですわ。上等なお料理ではないよ。ま、勤め人の昼飯にはね、これくらいの変化球が嬉しいんだわ。分析不要の定食ですわな」

そんな説明を聞いて、なるほどこれは楽しみだと、僕も期待してしまう。並んでいたら嫌だな、でも人気店なら仕方ないな、と色々考える。

 

着いたところは「かつや」というお店。
知ってる。
地元の、県道沿いにもある。オレンジ色の派手な看板がトレードマークのチェーン店。

チェーン店だから悪い、というわけではない。
実際その「鶏煮込みとチキンカツの合い盛り定食」はとても美味しかった。ごはんを食べるために最適化された味付けと料理だと思う。注文して10分程度でテーブルに運ばれてきたのも、嬉しい。
これが690円は安いと思う。

しかしですね、1代で工場立ち上げから全国販売網構築、21世紀には販社へ転身しシェア1位を保つ、ある業界の名物爺さんみたいな人がですね、連れていってくれる店なのだから、もっと期待してしまうではないですか。途中に歩いた“今は寂れているけれど歴史を感じさせる旧東海道の宿場町”は何だったのか?

 

ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編 (ちくま文庫)

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しかしまあ、他の人達もみんな美味しそうに食べていたし、これはこれで面白いエピソードとなったのだから、有意義なお昼ごはんだったと思う。
その社長がエビフライやロースカツを個別に注文し、自分だけの「スペシャル丼」を構成していた点は、やや解せぬとはいえ。まず第一に、そんな注文が可能なのか。そして2つめの疑問、「鶏煮込みとチキンカツの合い盛り定食」を食べに来たのではないのか。

まあいいや、そういう感じの月曜日だった。
今から名刺入れを作る。というか、革に孔を開けます。がんばります。

 

THE BEST 1990?1996

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