では出発(三重県へ)

予定通りに早起きして、朝ごはんを簡単に食べて(餅もおせち料理もあるので、とても楽)、身支度もして、さて出発、という状況。

ガソリンもほとんど満量。
道中で飲むお茶も買ってある。お茶にはカフェインも添加した(ブラックコーヒー1.5杯分)。
車に繋ぐiPodにはアルバム数枚分を追加済み。

準備万端。とはいえ、何か忘れている気がしてならない。
それがわかる頃には、三重県に到着するだろう。

どうかこの道中が無事でありますように。
フォースと共にあらんことを。

 

 

 

シンプルなスパゲティと遺跡の公園

ALLEE RESTAURANT

https://www.instagram.com/p/Bdg_1VjnzxU/

お昼ごはんを食べに静岡市葵区鷹匠の「ALLEE RESTAURANT」まで行ってきた。
1月の初日ということもあり、なかなかの繁盛ぶり。
今日は「厚切りベーコンとキャベツのクミン風味のスパゲティ」のランチセットを注文。
塩とオイルのシンプルなスパゲティなのだが、クミンの粒々が面白い効果を生んでいた。食べたことが無い味、とまで言うと大袈裟だが、とにかく美味しい。

 

 

登呂遺跡

登呂遺跡の公園を散歩しつつ、博物館のミュージアムショップで細々とした買い物をした。ついでに常設展まで観てしまう。
この公園、駐車料金を取らなければ、かなり立派な「市民の憩いの場」になると思うのだが。現状では、徒歩あるいは自転車圏内の人達が、小さな子供を連れてきたり、犬を散歩させているだけ。
子供の頃に遠足や課外学習で訪れたきり、という人も多いのではないか。

www.shizuoka-toromuseum.jp

安倍川餅

 

この公園に来たら、隣接する「もちの家」で一服するのが個人的なルールとなっている。土産物の「安倍川餅」の製造元である「やまだいち」社が経営する古民家風の甘味処。安倍川餅やぜんざい、それに手打ち蕎麦も食べることができる。

いつも迷った末に安倍川餅を注文する。今日もそうだった。
この時期だけお雑煮がメニューに載る。これがとても美味しいと噂に聞いたことがある。そもそも外食でお雑煮を食べた事が無いので想像するのが難しいが、お昼の時間帯だったら試してみたかった。

この店、なぜか店員が中年以上の(老眼鏡をかけた)男性ばかり。良い意味でマイペースな接客を、それぞれのおじさん、おじいさんが行っている。オノナツメの漫画にありそうな感じがするけれど、民芸風甘味処だとオノナツメ漫画っぽくないかもしれない。

 

芹沢銈介美術館

http://www.seribi.jp/111teshigoto%20top.jpg

そもそも公園に来た目的は、この美術館だった。
特別展の「手仕事の世界地図」を観た。
建物自体が大好きな美術館。今回は展示品も楽しかった。

 


芹沢銈介氏のコレクション、世界中の工芸品がずらりと並ぶ。「民芸」であることが基準なのだろうが、ただ面白いから買ったのではないか、と思えてくるアフリカの仮面なども混じっていて素晴らしい。
民芸活動の道楽的側面を満喫できた。

静岡市立芹沢銈介美術館

 

さて明日は三重県に遊びに行きます。
だから今日はもう寝ます。お風呂も入ったし、そろそろ髪も乾いた。
荷造りは10分で終わった。あとは読書をしながら寝るだけ。

 

藤枝周遊(レモンタルトとチャーシュー麺)

ぽっかりと暇な1日。
いやもちろんやるべきことは沢山あるのだが、どうにもやる気が起きない。

とりあえず買い物ついでに、海まで行く。
寒いのですぐに撤収。藤枝市のホームセンター「カインズ」で金具や文具を買いつつ、そのまま自転車であちこちを巡ってきた。

 

あきん亭 駿河

お昼は「あきん亭 駿河店」というラーメン屋さんで。
正月明け最初の営業日とのこと。

メニューは数種類、僕はたいてい普通のラーメンか、チャーシュー麺を注文する。今日はチャーシュー麺を選んだ。

https://www.instagram.com/p/Bdeh7hqnq8k/

 

あっさりしているが旨味も強い、スタンダードな醤油味。
出汁と醤油と脂の汁物には、どういうわけか胡椒が合う。特にこの店のラーメンは、テーブルに置いてあるギャバンの胡椒を振り入れると美味しい。

やや肉が重いというか、脂が気になるのはどうしてだろう。でも、肉っぽいものを堪能したい時は良い選択だと思う。今日は普通のラーメンでも良かったかもしれない(普通のラーメンでも、チャーシューは多め)。
いつも混んでいるお店だが、今日はすんなり座れた。
こういう店に、趣味っぽい自転車で訪れると、いかにもラーメンマニアか自転車マニアである。でももちろん、僕はラーメンマニアでも自転車マニアでもない。今年は何か、もっと一般的な、世間一般に言われるマニアらしい凝り方をしてみたいというのが、隠れた抱負なのだが。

 

 

Patisserie beaucoup beaucoup

https://www.instagram.com/p/Bdeto3fnlp5/

おやつは「ボクゥボクゥ」のレモンタルト。
この店のスタンダード。いつもショーケースで黄色く輝いている。
他のケーキももちろん魅力的。かなり迷い、迷ったのなら原点だと(ヨーダの幻影が示すとおりに)レモンタルトを選んだ。
カフェオレを飲み、レモンタルトを少しずつ食べる。なにしろ濃いレモン風味で、ちょっとずつ味わうといくらでも続けられる。
そして読書を進める。

 

 

のんびりした時間を過ごし、店を出ると、ちょうど夕方が始まる時刻になっていた。
これで今日はおしまい。明日からがんばる。

 

 


ちなみにきちんとした抱負は、無いです。しいて言えば、常に抱負を考え続けることが今年もまた自身の姿勢といえるかもしれません。
元よりスローガンの類は苦手だし、今年だから何かを、という目標を1月に決めるのもライフスタイルに沿っていないから、正月に抱負を…と言われても困ってしまう。抱負なんて無くても生きていけます。

 

今週のお題「2018年の抱負」

街に繰り出す

いくつかの用事があって静岡市まで行く。
いつも通りに町外れに車を停めて、自転車で中心街へ。
初売りのデパートはともかく、街そのものは落ち着いた感じ。裏通りならば自転車でも快適だった。

今年最初のケーキは「MARIATHANK」で。
ブラックチェリーのプリンタルト、なる品をいただく。紅茶はアールグレイ
ちなみに写真は撮っていない。なぜならば、スマートフォンもカメラも家に忘れてきたので。

 

 

書店などを巡った後、CafeBikini(今はYou Me cookies)でお年賀のお菓子などを買う。アイシングクッキーは今年も可愛らしい。焼きたてのフィナンシェ、という珍しい品も店頭で食べることができた。

 

 

帰宅して、兄の家族がやってきて、甥姪にお年玉を与え、TVを鑑賞。
そして新年を寿ぐ宴を共にする。具体的に言うと、すき焼きを食べた。

 

Rocca dEvandro  Ninja Pumpking Game

Rocca dEvandro Ninja Pumpking Game

 

 

さて甥姪達も帰った。
既に眠い。昨晩は夜更かしをして、朝が大変だった。初夢も覚えていない。
今日はさっさと寝てしまおうと思う。
そういえば数週間後に旅をする、と考えていたら、また鞄を作りたくなってしまった。クラフト趣味は「欲しいものが作れる」というメリットがあるが、それを達成するには時間がかかる。レザークラフトはその傾向が強いと思う。
今まで何度か、鞄作りでは焦って失敗してきた。こういう時は“別の物を作る”のが正しい選択。とりあえず寝る前に名刺入れの型紙だけ設計しようと思う。

旅といえば、その「福岡-長崎 2泊3日甘党紳士どきどき一人旅」についての情報を募集中です。美味しいもの(甘くなくても大歓迎)や、行くべき場所、おすすめのお店などありましたら教えてください。

 

旅する出島―Nagasaki Dejima 1634‐2016

旅する出島―Nagasaki Dejima 1634‐2016

 

 

元旦に映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観る。

元旦。
お雑煮とおせち料理を食べ、届いた年賀状を眺め、新聞を少し読んで、と正月らしいことをしたところで、ほぼ暇になってしまった。
友人知人や親戚との約束も無いし、さすがに元旦から家事に邁進するわけにもいかないし、としばし考える。

こういう時は別の側面から物事を見るのがよろしい。
元旦とはすなわち1月1日であり、毎月1日は「映画の日」だから料金や安い。

というわけで、急遽「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観てきた。

シネコンの予約サービスで観ると昼過ぎの回はほとんど満席だけれど、それは想定内。1人ならば良い位置の席も選べた。
街への道もそれほど混んでいない。駐車場も、普段の休日と同じくらいという印象だった。僕は街外れのコインパーキングに停めて自転車で移動したから、渋滞的なものには遭遇しなかった。

映画は、よくできた「スター・ウォーズ」でした。
最初にぱぱぱぱーと主題歌のファンファーレが流れて、宇宙空間をスクロールする字幕で「これまでのあらすじと、今の状況」が説明されてから*1、最後にまたオーケストラのメインテーマ&長いスタッフロールが終わるまで、きちんとスター・ウォーズだった。
過不足もなく、新しい“何か”もなく、良いところも悪いところも、全て想定内。
たぶんジョージルーカス氏が作っていたら、もっと歪な、スター・ウォーズとしては「らしくない」作品になっていたと思う。前作のエイブラムス氏にしろ今回のライアンジョンソン氏にしろ、シリーズへのリスペクトが過ぎるのか、あるいはそういう作風なのか、ことスター・ウォーズに関しては本当に「再現度」へ注力しているように思える。

それで良いのかもしれない。
ブレード・ランナー」シリーズの新作では「ブレード・ランナーなのに、新しい世界に出会えなかった」と憤慨したが、スター・ウォーズだと「うんうんこれだよね」と満足してしまう。

今回も電子基板からは火花が散り、変な生き物がたくさん登場し、妙な東洋趣味と10分ごとに挟まれるスター・ウォーズ的なジョークが楽しめて、しかも上映時間が3時間とお腹いっぱい。
老舗の喫茶店に行って、大昔からあるメニュー(例えばクリームソーダ)を注文したら、やたらと量が多かった、みたいな雰囲気ではある。最初は「そうそうこういうものが良いんだよ」と楽しいのだが、やっぱり純粋な美味しさという点では「なるほど淘汰されるのも無理は無いな」と思わせる水準で、しかもいつまで経っても終わらない。
とびきり美味しいクリームソーダでも、やや疲れてしまうのは間違い無い。

しかし映画としては、間違い無く贅沢だ。
正直なところ「その手があるのなら最初から使えよ」とか「スター・ウォーズ世界でそれはOKなの?」という場面も散見されたのだが、それでも完全に「超大作SFハリウッド映画」という娯楽として高水準。ドロイド達も可愛いし。

うんうんこれでいいじゃない、こうでなくっちゃ、とほくほくして映画館を出た。スター・ウォーズに関しては、基本的に“保守系”なのだ、僕は。

というわけで、1年の最初がこの映画というのは、幸先が良い気がしてきた。スター・ウォーズは縁起が良い。

 

なにしろ上映時間が長くて、13時過ぎに始まって、帰りは16時を過ぎて薄暗くなっていた。ちょっと寄り道しただけで、もう夜になる。
だけど大丈夫。
また休暇は続く。
明日も暇だ。嬉しい限り。

 

 

みんなの映画100選

みんなの映画100選

 

 

スター・ウォーズ スマート R2-D2

スター・ウォーズ スマート R2-D2

 

 

*1:他の映画には使えない、スター・ウォーズならではの方法。普通は最初のシーンは見せ場でもあり、かつ状況説明も必要だから難しいのだが。例えば「ミッション:インポッシブル」がこんな字幕で済ませたら、大顰蹙だろう。

タルトタタンと大晦日

今年は色々なことがあった。
なにしろ転職をしてしまった。いずれ辞める仕事だとは思っていたが、まさかあのタイミングで、と今になって少し怖くなる。感情的に、衝動的に辞表を出したわけではないにしろ、思い切った決断だった。
幸いなことに新しい仕事も目論見通りの期間で決まり、大変ながらも1ヶ月と少しを乗り切ったところで、こうして年越しとなった。自分は新しい仕事に順応できると思うが、今度はその勤め先の存続が危ういのだから、人生は五里霧中である。といってもいきなり明日から失業者、ということは無くて、ただ極めて小規模かつ現在は準備段階の会社だから不安というだけなのだが。

 

そして今年は、映画をやたらと観た1年でもあった。
春から夏にかけては、観たいと思った作品はぜんぶ観るし、興味が無い作品でも時間があれば観る(特にお気に入りの映画館の上映は“とりあえず観ておく”のが基本)方針を貫いていた。
あれはなかなか大変だったが、「映画そのものについて語る」能力は獲得できたと思う。映画の各作品について、ではなくて、今の時代の“映画”全体を楽しめたのは、紛れもなく財産だったと思っている。

でも映画を中心に休日を過ごすというのは、本当に大変だった。都会ならともかく、まず街に出るところから時間がかかる土地で、しかも映画館の数自体も少ない。
秋には力尽きて、今はもう厳選した「観たい作品」だけを鑑賞している。

 

映画を撮った35の言葉たち

映画を撮った35の言葉たち

  • 作者: 得地直美,伊藤洋司,三浦哲哉,荻野洋一,橋本一径,安井豊作,赤坂太輔,井上正昭,木原圭翔,葛生賢,隈元博樹,黒岩幹子,須藤健太郎,角井誠,長門洋平,南波克行,降矢聡,結城秀勇,渡辺進也,フィルムアート社
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さらに言うと、あちこちに旅をした年だった。
いちいち列記はしないが、日本国内のメジャーな観光都市の半分以上は行けた。逆にお気に入りの土地を繰り返し訪れることはできなかったが、しかし楽しい旅ばかりで、無理をしてでも旅行をして良かったと考えている。
失業期間も頻繁に旅をした。
県内の観光地や水族館など、行けるけれどなかなか行けない場所を訪れた。そういうのんびりした旅もまた良し。

https://www.instagram.com/p/BdWyAtrHvG4/

甘いものに関しては、特に総括はしない。
いくつかお気に入りのお店が増えた。旅先で知った素晴らしいお店も印象に残っている。
今日はその締め括りではないけれど、藤枝市の「ボクゥボクゥ」に立ち寄って、タルトタタンを食べてきた。
この店のタルトタタンは、しっかり濃厚。どれだけのリンゴを使っているのだろう。むっちりとしたリンゴ部分は酸味も甘みも強くて、それほど大きいサイズではないのに満足感がある。

美味しいケーキを食べながらショーケースを眺められるのも良い感じ。今日は年末年始の営業に備えてか、ケーキも焼き菓子もたっぷり並んでいた。

 

おいしさの秘密がわかる スイーツ断面図鑑

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このタルトタタンを楽しんでいる時に(ショーケースの風景も楽しんでいる時に)ふと、今年はまあまあ良かったのではないか、と思えたのだった。
すぐに「そんなことは無い。停滞と没落の年だった」と、いくつかネガティブな出来事が思い浮かんだのだけれど、それでも大晦日に、ケーキを食べてコーヒーを飲んで、年賀状は出したし模様替えも済んだ、年始の休暇は1週間、という状況は祝福したい。ぐるっと地球が一回りして、その区切り(人間が勝手に決めた暦だが)で良いものが食べられた。悪くない。

 

 

 

そんなわけで、なんとか1年を生き抜くことができました。
この日記を読んでくださる数千人/月の顔も知らない皆様と、身近な友人知人には感謝しかありません。
ありがとうございました。
誰も彼もにタルトタタン的な良いものが訪れる日々であるよう、静岡県中部よりお祈り申し上げます。
良いお年を。来年もよろしく。

お題「カウントダウンの過ごし方」

家に隠り掃除と読書とイラスト描きを。

年賀状作成を最優先事項として、ほとんど外出もせずにひたすら家で過ごした。
とはいえ年賀状作り以外にもやることはたくさんあって、掃除片付け(大掃除は暖かい季節に済ませた)や工作、本の整理もしなければならない。

 

いちばん時間をかけたのが、寝ながらの読書だ。
この年の瀬になって、今年ベストの小説(短編SF部門)に出会えた。
小川一水氏の短編集、「アリスマ王の愛した数式」の書き下ろし作品、「リグ・ライト─機械が愛する権利について─」がそれ。気に入って、3回読んでいる。
AIによる自動運転が普及した時代のお話。アンドロイドも登場する。人はなぜ人か、AIは(権利と責任の主体としての)人になれるのか、転換点はいつどういう形なのか、そんな話が、あくまで軽い筆致で綴られていく。
人と饒舌に会話する、人とは違う価値観を持つ人間の味方、AI。BEATLESS戦闘妖精雪風などが日本の作品では有名。最近は「人と違うことを明らかにしつつ、人のために尽くす」アンドロイドが当たり前に登場するようになった。だからこそ人は自分を見つめ直すし、読者である僕も、不完全で有能な機械についての文章で、自分と人間について考える。

いや本当にさらっと読めるのにこんなに面白いとは予想外だった。
他の短編も素敵で、構成も良かった。
普段SFを読まない人でも、試してみると良いかもしれない。

 

 

さてそんなわけで、年賀状はまだ完成していない。
楽しいイラスト部分はとうに終わった。
Adobeillustratorでの差し込み印刷について、技術的なチャレンジをしていたら、作業が滞ってしまった。まあいいや、明日の午前中には郵便局に持っていけるだろう。

もうすぐ日が変わる。
今年も24時間と少し。一昨年の事などすっかり忘れてしまった。あと1年経ったら、2年経ったら、と考えるとなんだか怖くなってしまう。昔、そういう事を友人に伝えたところ、「来年の事がわからないのだから、これでバランスが取れている」と言っていた。納得はしていないが、このことは忘れていない。

 

老ヴォールの惑星

老ヴォールの惑星